実験レポートの書き方

先日、学生実験を行ってレポートの提出を求められました。
そこで、レポートを執筆しようとしたわけですが、書き方がわからない。
レポートの書き方、という講義は無かったのです。
今までにもレポートの提出はありましたが、それらはすべてひな形が完成している上に、これ以外書くこと無いだろ、ってこと位しかありませんでした。
というわけで、必要だったのでレポートの書き方を調べたので自分用にメモ。
自分用にメモ、ということなので間違っていても責任は取れません(苦笑)。
所詮、高専1年生が書く内容ですから、むしろ間違いだらけかもしれません。
もし間違っていたら指摘してくださるとありがたいです。

一般的なレポートの書き方

一般的にはA4サイズのレポート用紙にボールペンで記入します。
担当教官によっては、ワープロでもOKという方もいます。
ワープロで執筆するのにもメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
読みやすい
速く、綺麗に作ることができる
誤りの訂正が簡単である
担当教官によっては許可されない
図を多用する場合は手間がかかる

ですので、必ずしもワープロが便利とは限りません。
状況に応じて使い分けると宜しいかと。

レポートの構成

レポートは次のような構成で成り立ちます

  • 表紙

講義名、担当教官名、タイトル、学籍番号、氏名を記入した表紙を作成して、最初のページにします。
省略しても良いという教官もいますので、必ずしも必要ではありませんが、普通はつけます。

  • 実験の目的

そのまんまですね。実験の目的を簡潔に書けば良いわけです。

  • 使用機器

実験に使用する機器を書きます。これもそのまんまですね。

  • 実験の方法

本当にこれもそのまんまです。実験の方法を詳しく書きます。

  • 実験の結果

ここには実験の結果のみを書きます。
逆に言うと実験の結果以外は書きません。
推測であるとか、感想などは書いてはいけないわけです。
表や図をつける場合には、表1、図1など番号をつけるとよろしいです。

  • 考察

これが一番悩んでいました。
結論を分けて書く場合には、考察には実験をしてわかったことを書きます。
結果はデータを並べるわけですが、考察はこれを分析するわけですね。
この後の結論を一緒にまとめる場合もあるようです。

  • 結論

考察を踏まえて、何を考えたか、それを書きます。
これは前の考察にも当てはまりますが、感想や反省はここには書きません。
というか、そんなものは一般には教官は求めないようです。
どうしても書きたい場合は、感想と反省などの項目を設けてそこに書きます。

レポート書く上での注意事項

  • レポート用紙のサイズ

最初にも述べましたが、特に指定が無い場合はA4サイズのレポート用紙を使用しましょう。
B5などを使用する人もいるようですが、担当教官は嫌がるそうです。
というのも、整理する時にバラバラしてしまうかららしいです。
A4のほうがスペースが広くて書きやすいですから、手元に無くてもケチらずに購入しましょう。

  • 考察、結論に感想は書かない

これも先ほど述べましたが、しつこいぐらい繰り返します。
考察や結論は、わかったこと(=事実)、またそれからどのように考えたか、推測したかということを書くところです。
感想や反省を書く場所ではありません。
どうやら、ここが結構間違いやすいところのようです。

  • 文体の統一

「〜です。〜ます。」と「〜だ。〜である。」を混合使用しないようにしましょう。
どちらか1つで統一を。ちなみに、一般にレポートは後者の「〜だ。〜である。」を用います。


こんなもんですかね。
わからないことだらけで少々手間取りましたが、無事にレポートは書き終わりました。後は印刷すれば完成。ふぅ。